住宅ローン審査の基準と落とされる理由
住宅ローンの審査には事前審査と本審査がある
住宅ローンの審査は大きく分けて事前審査と本審査があります。
事前審査は仮審査とも呼ばれ、読んで字のごとく、簡易的な審査で、これまでに大きな信用払いの延滞などがないかを確認されます。必要な期間はおおむね3-4日間で、審査されるポイントとしては、完済時年齢、健康状態、担保評価や年収などが主な確認項目です。完済時年齢は、特に多くの金融機関が意識する項目です。これは、年齢が高くなればなるほど、健康上のリスクや収入の安定性の懸念が大きくなることが理由です。健康状態も大きな部分で、これはほとんどの住宅ローンにおいて必須項目となっている、団体信用保険という生命保険の一種へ加入できるかどうかを分けるものだからです。健康上の理由により、こちらに加入できない場合はもちろん住宅ローンの契約もできないため金融機関のチェックも厳しくなります。また、担保評価というのはローンを組む物件の価値評価のことで、こちらが低くなってしまうと(ローン金額との乖離が大きくなると)万一ローン返済が滞った際に物件を売却してもローン金額を回収できないリスクが高まるため、問題となります。
審査で見られるポイント第1位は??
やはり一番大きなポイントは完済時年齢です。基本的には、完済時年齢が70歳を超えるくらいからリスクが大きくなってくると考えられています。
住宅ローンの審査期間は
事前審査/仮審査
3-5日程度
本審査
1週間ー10日程度
金融機関によって審査基準が若干変わる
大まかな審査基準(審査項目)は統一されていますが、細かな部分に関しては各金融機関で異なる場合もありますので、一社で通らなかったからと言ってあきらめるのは早いと言えます。
事前審査を通すためにできること
収入や職業、年齢について簡単に申告する事前審査では、購入物件を見誤らないことが一番の審査の近道と言えるでしょう。
本審査を通すためにできること
本審査の際は仮審査での項目に加え、各種書類を提出したり、より詳細に審査が行われます。こちらにはクレジットカードの所有状況や各種借り入れ状況なども確認され、いくらなら貸せるのかを判断されるため、与信枠のあるカードは解約したり、ショッピングローンやマイカーローンは繰り上げ返済をするなど、所得における返済率をできるだけ住宅ローンで占められる様にする必要があると言えます。
返済能力は「年間返済額÷年収」で決まる
収入が多ければいいというわけではない
自営業者は地域密着型の金融機関が狙い目
共働きなら収入2倍で借りやすい?審査は夫婦それぞれに行われる?
提携ローンは審査が通りやすい?
審査に落ちたらどうすればいい?
住宅ローン、いくらまで借りられる?
審査に通りやすいのはこんな人
住宅ローンのネット申込と窓口申込の違い
住宅ローンになぜ落ちたのかわからないときは
住宅ローンの事前審査で落とされる理由
審査に通るために、押さえておきたい五つの基準
事前審査を攻略するためのポイントと必要書類
事前審査に必要な書類
住宅ローンの本審査で落とされる理由
本審査に落ちないためにできること
住宅ローン審査Q&A
・フラット35には審査がない?
・外国人でも住宅ローンを組める?
・審査が通りやすい金融機関はある?
・自営業者は住宅ローンが組みにくい?
・事前審査に通っても本審査で落ちることがあるの?
・ほかのローンを返済中だと不利になる?
・クレジットカードを複数枚持っていると、審査には悪影響?
・たった一度のクレジットカードの支払い延滞でも不利になる?
・団体信用生命保険に加入できない場合はどうすればいい?
・セカンドハウスの場合、審査が通りにくい?
注意!申し込みを連続で行うと審査落ちする可能性も
住宅ローンの事前審査に落ちる8つの理由と対策
住宅ローンの事前審査で落ちる理由
審査で落ちる理由その1:金融事故のブラック情報、クレカ等の支払い遅延
審査で落ちる理由その2:担保割れや返済負担率オーバー
審査で落ちる理由その3:要件を満たしていない
個人信用情報に問題がある
ブラック
クレカなどの支払いに遅れが多い
返済負担率オーバー
担保割れ
申込条件を満たしていない