住宅ローンが通らない 住宅ローンとクレジットカード

住宅ローンの審査が通らない理由!クレジットカード編

住宅ローンとクレジットカードの関係性
住宅ローンをお考えのあなたへ、ローンに影響を及ぼす様々なものが頭をもたげると思います。
その中でも最も身近で最も影響が大きいものは何でしょうか。
それはクレジットカードです。
今回はそんな住宅ローンに大きな影響を及ぼすクレジットカードについて、注意点やその影響などをご説明したいと思います。
 使用状況とローンの関係
 どんな場合に審査に影響する
 クレジットカードでローンは払える?

まとめ
 

クレジットカードの支払いを延滞するとどうなる?
・利用履歴は個人信用機関に記録される
・延滞の履歴は5年以内記録される
クレジットカードに支払い遅延があると基本的にはローンに通りません。この後ご説明する個人信用情報機関に「異動」と記載されてしまい、金融機関とローンを契約することが難しくなります。
購入したい物件や土地が出てきた場合にチャンスを逃さず行動できる様、クレジットカードの支払い管理は慎重に行い、信用情報を傷つけることのない様にしましょう。

延滞した記憶(可能性)がある場合どうする
・信用機関情報を確認する
金融機関がローンを契約する際に必ず確認する、個人信用情報ですが、実は個人でも参照することが可能です。個人信用情報には主に下記の情報が記載されています。
・情報登録元の会社
・記録が残された時期
・利用金額の残高(クレジットカードの残債など)
・支払いにおける延滞の履歴
・契約の状況(アクティブか解約済みか)
いくつかの機関があり、それぞれ申し込み方法が異なりますが、以下の通りです。
・CIC、JICC 全銀協
それぞれ500円~1000円で、CICとJICCは窓口にて500円で即日開示、ネットか郵送では1000円で開示が可能です。全銀協のみ、郵送のみで、1000円で開示可能です。
詳しくは下記の記事をご覧ください。

検討する金融機関を考える
こちらはローンが通らなかった場合の行動ですが、一つの金融機関でローンが通らなかったといって、すべての金融機関で通らないとは限りません。むろん、異動の文字がある場合はいわゆるブラックリストなので、通る可能性は限りなく低いですが、それ以外のクレジットカードの分割払いや契約枚数などの理由の場合はそれ単体での否決理由にはならないことが多いので、チャレンジする価値はあるでしょう。なお、金融機関によって契約条件や手続きが一部異なる場合があるため、注意しましょう。詳しくは下記の詳細記事に記載いたしました。

信用情報が回復したら借り換えも検討しよう
こちらは信用情報に多少の難がありつつも、ローン契約できた場合のアドバイスです。住宅ローン契約ができたからといって安心してはいけません。実はクレジットカードの支払い情報やその他の契約料金などの信用情報に何らかの落ち度があった場合、住宅ローンの条件が悪くなっている場合があります。ローン契約直後の場合は当然最低でも半年ほどは待つ必要がありますが、ローン契約後しばらく時間が経っている場合は、ローンの借り換えといって、ほかの金融機関からさらに良い条件で住宅ローンが組める可能性があります。問い合わせてみましょう。
住宅ローンの借り換えについて詳しくは下記記事に記載しています。

クレジットカードが審査に影響する場合
クレジットカードは必ずしも住宅ローンの審査に影響する訳ではありません。ただ下記項目は影響する可能性が少なからずありますので注意しましょう。
・カードの枚数
影響度 小
クレジットカードの保有枚数はそれだけでマイナスに働くことは少ないですが、あまりにもカード枚数が多かったりするとマイナスな影響を及ぼす可能性があります。何よりも管理がしづらくなるため、今後の資金計画にとっても決して良いことではありません。必要最低限にとどめましょう。
・カードのキャッシング枠残高
クレジットカードの枚数は審査に影響する可能性があります。特に注意しないとならないのはキャッシング枠で、キャッシング枠は金融機関から見るとリスクになるため、ローンが通りづらくなったりします。日頃からカードの契約内容について熟知しておくことがもちろん大切ですが、この機会にキャッシング枠やカード契約の見直しを行いましょう。特にカードの支払いをきちんと期日通り行っていて、信用が高いとクレジットカード会社に見なされている方はキャッシング枠がクレジットカード会社によって引き上げられている可能性があります。この場合は事後通知がありますが、事前通知がないため、気を付けましょう。 
・支払い延滞
影響度 大
支払いの延滞はローンへの影響度が非常に高いといえます。理由としては、住宅ローンと基本的には同じ属性である信用で買い物ができるクレジットカードの支払いが期日通りに行われていないということは、今後の住宅ローンでも同じ様に延滞されたりするリスクが高い、一言でいえばお金にだらしない人とみなされる可能性があるためです。
・ショッピングローン(分割払い)
影響度 大
分割払いも住宅ローンへの影響度は大きいと言わざるを得ません。理由は単純で、分割払いも毎月支払いが必要という属性からローンと同じ扱いを受けるため、必然的に借り入れが可能な額が減額されるためです。よって、住宅ローンのみで返済比率がある程度高くなるローンを検討していた場合、ローン契約が難しくなる可能性が高いです。(分割払い残高がローン可能額から差し引かれるため)例えば、本来35年間、10万円の住宅ローンが可能な場合に、分割払いが月々3万円あると7万円のみしか借りられなくなります。これは分割払いが残り何回かは加味されず、あくまでも現在いくら支払っているかによって判断されてしまうことに注意が必要です。半年程度で支払いが完了するからといって、未申告だったり、クレジットカードの分割払いを除外してローンを申請すると通らないことが多くあります。また、一度住宅ローン審査に落ちてしまうとその後の別の金融機関によるローン審査にも影響する場合があります。
・リボ払い
影響度 中
クレジットカードのリボ払いも影響度は決して低くはありません。こちらも分割払いと考え方は同じでローン金額が減ってしまったり、高金利ゆえに、お金にだらしない人、という印象を与えてしまう場合もあります。リボ払いはクレジットカード会社に多く手数料が入るため、勧められたり、標準の支払い方法となっている場合もありますが、そもそも高金利でメリットが少ないため、使用しない方が賢明です。詳しくは下記記事にて述べています。

クレジットカードは申告しないとどうなる??
クレジットカードの支払い履歴に自信がなかったり、細かな支払いの状況を調べて申告が面倒だからといって、住宅ローン申し込み時に申告しないとどうなるでしょうか。答えは簡単で、すぐに明るみに出ます。なぜならば、住宅ローンの貸し手である金融機関は、クレジットカード会社と関係があり、クレジットカード会社の保有する情報を参照できてしまいます。稀に事前審査の場合には確認されない場合もありますが、本審査においては間違いなく確認しますので、隠すことは不可能です。余計な手間や住宅ローン審査に通らないという不名誉な履歴を残さないためにも確実に申告が必要です。(ローン審査に一度落ちてしまうとその履歴も共有されるため、住宅ローン契約において不利になってしまうことがあります)

リボ払いについて(別記事で)
 リボ払いの残債が多いと、ローンが通らない
 リボルビング払い
  定額払いと残高スライド方式
   定額なので便利だが、手数料も高い。借金になりかねない
 ローン審査の中の扱い
  リボの支払い残高が多すぎても住宅ローンの借り入れに影響がある
   あまりにも残高が収入に対して多いとローンの借り入れが難しくなってしまうこともある 

住宅ローンを借りる前に気をつけること
 リボ払いをすること自体は問題ないが、支払い残高が大きくなると借金に対する意識や支払い能力を疑われてしまう。
  支払いに延滞が多かったり、長期の延滞があると、異動と記載されてしまい、一般にいうところのブラックリスト入りしてしまう
審査前にやること
 できるだけ完済する
 完済証明書を発行する
 使っていないクレジットカードは解約する
 返済可能な金額の試算
 頭金をできるだけ多く用意する

カードローンと住宅ローン
カードローンの利用自体は問題ないですが、先に記載した様に支払いが遅延したりした場合は当然記録されていますし、あまりにも返済能力に対して残高が高かったりすると、返済能力を疑われ、ローンの条件が悪くなったり、契約できない場合があります。便利なものではありますが、計画的に利用しましょう。
   
その他クレジットカードの注意点とともに気を付けたい項目
・公共料金未払い、携帯電話やスマホの料金
公共料金やスマホの料金も回収は金融機関が関係していますので、もちろん履歴が残ります。
・家賃の滞納
家賃に関しても個人信用情報としてしっかり残っています。
・レンタルショップへのDVD返却遅延や未払い
なんとレンタルショップなどのDVDレンタルなども信用ベースの取引になりますので、関係があります。
上記は一例です。身近な項目(軽視しがちな項目)も多くあるので、金額の多寡にとらわれず、借りたもの、信用取引は漏れなく対応しましょう。

クレジットカード一回払いと住宅ローン
一括払いであれば、クレジットカードを使用しても、住宅ローンの計算には含まれませんので、ご安心ください。
あくまでもリボや分割払いなど、複数回にわたって返済していくものが対象となります。
ただ、当然ですが一括払いでも支払いに延滞があれば、住宅ローンの契約へ影響します(異動になるのは61日以上の遅延)

クレジットカードでのキャッシングについて
クレジットカードでのキャッシングは基本的には使用を控えましょう。高金利で金利がもったいないですし、
高金利(14-18%)という点もあり、金融機関にお金にだらしない人(高金利でも必要な人)と思われ、ローン契約時の心象もよくありません。

クレジットカードの複数保有
直接に問題になることは少ないですが、複数保有でローンに通らないケースもある。
具体的には、保有クレジットカードのキャッシング枠が支払い能力に対してあまりに多い場合です(いざという場合借りられるので、住宅ローンを貸す金融機関からすると、返済のリスク)
キャッシング利用の限度額を把握しておくのはもちろんのこと、カード会社に信用があると認められると、キャッシング枠を勝手に増やされる可能性もあるので注意。
可能であればこの機会に不必要なカードなどは解約するのがよいでしょう。見落としがちな項目のため、年収や勤務期間などその他項目に問題がなくてもローンにどうしても通らないときはカードのキャッシング枠の確認が必要です。

住宅ローンと奨学金、健康診断、クレジットカード
  健康状態
   多くの金融機関が団信(住宅ローン返済中の死亡や傷病に対して返済額の全額または一部が保障される保険)
    団体信用生命保険
     健康状態が保険会社の定める基準を満たしていない場合、団信に加入できず、住宅ローン審査に通らない
       健康上の不安がある場合はワイド団信

担保価値
 住宅ローンがなんらかの理由で履行できなくなってしまった場合、銀行は担保物件を売却してローン返済にあてるので、どれだけの価値を担保できるのかは重要
  不動産価値の6-8割を担保として算出することが多い
     借地権が設定されている場合や、築年数の古い物件などは通りにくくなる

信用情報
 借りたお金をしっかり返してきたのかみる。具体的にはクレジットカードやローンなど信用取引の契約ないようや支払い状況など。
  携帯電話の利用料金も金額や身近さから軽くとらえがちだが、遅延するとローンに響きます。

職業
 定期的な収入があるかをみられる
 基本的には継続3年以上、年収300万円以上あれば通る
  反対に勤続3年未満、期間限定の派遣社員、自営業者、中小企業経営者はローンに通りにくい。
   自営業者などだと基本的には3年分の確定申告書が必要となる場合が多く、独立3年以内は融資を受けるのは難しいかもしれません。

奨学金
 奨学金の返済額もローン金額に足して考えるため、返済比率の面で条件は厳しくなる。
  奨学金があるからローンを組めない、ということは決してないものの、影響があることは覚えておくべき。

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